返済不要の補助金を利用して新規事業に取り組んだ結果(1)


小規模事業者持続化補助金 通知書

平成26年7月1日、弊社(株式会社CHU)は、初めての「小規模事業者持続化補助金」の審査を通過し、ウェブマーケティングの補助金事業に取り組みました。

この補助金制度自体が初めてできたのが平成26年で、「創業・第二創業促進事業補助金」や「小規模事業者活性化補助金」とは異なるものです。

すでに頭の上に????が浮かんでいる方もいらっしゃるかと思いますが、私も去年までは頭に100個くらい?がついた状態で取り組み始めました(笑)。

実際に申請して承認され、事業に取り組んで補助金をいただくまで、約10ヶ月間。
長いようであっという間だった初回の補助金事業を振り返りながら、今後、小規模事業者持続化補助金に取り組まれる方のために、大まかな流れと注意点を書き留めていきます。

補助金って何?

補助金というのは、国や地方公共団体、民間団体などからお金をもらう(返済不要なのです!)ことができる事業です。

その中でも、「小規模事業者持続化補助金」というのは、国の小規模事業を振興する政策目標を達成するために、その目的に合った事業を取り組み、意義のあるものだ、と国が判断した事業者に対し、事業を資金面でサポートするために支払われるお金です。

事業者の取り組む事業と国の政策の方向性が一致し、政策効果が期待できると判断され、国民の税金から支払われるものです。

(「小規模事業者持続化補助金の経費支出の手引き」 参照)

もし、あなたが『創業したい、そのために補助金が欲しい!』という場合は、こちらではなく、「創業補助金」制度を利用した方がよいでしょう。

そして、補助金と似た言葉に、助成金があります。
助成金は要件が合えばほとんどの場合受給できるそうです。
(私はまだこちらは利用したことがありません。)

補助金の場合は、誰でも、というわけにはいかず、決められた採択件数があり、補助金の予算額が決められています。
なので、書類申請をしても採択される事業者と採択されない事業者が出るのです。

持続化補助金の目的

この補助金事業を行うことによって、商工会議所や商工会と事業者が一緒になって販路開拓に取り組む、というのが目的です。
販路開拓に取り組む費用の2/3が補助されます。

支援内容・支援規模

補助率は費用の3分の2ですが、補助上限額があります。
それが、50万円です。
ただし、雇用を増加させる場合は、補助上限が100万円にあがります。

    対象経費

  • 機械装置等購入費
  • 広報費
  • 展示会等出展費
  • 旅費
  • 開発費
  • 資料購入費
  • 雑役務費
  • 借料専門家謝金
  • 専門家旅費
  • 委託費
  • 外注費
  • 以上、12項目。

弊社の場合は、取り組む新規開拓事業がウェブマーケティングに関する事業だったので、「外注費」で申請しました。
実際に取り組む際は、事前申請した費用以外は請求できないようで、商工会の担当者に最後にいろいろチェックされました。

補助金事業はいつスタートして、お金はいつもらえるの?

補助金事業申請したのが、2014年5月下旬でした。
実際に準備し始めたのは、4月上旬からです。

申請するのは商工会や商工会議所の担当者さんです。
商工会や商工会議所の推薦状が必要になりますので、事業者だけで申請できるものではありません。
弊社の登録住所の管轄である商工会に相談しにいって、担当者がつきました。

担当者が都道府県の商工会連合会へ書類を送り、審査されて通知書が送られてきます。

弊社に補助金交付決定通知書が届いたのが7月1日。
そこからが補助金事業スタートです!

その前にかかった経費等は申請できません。
通知書が届いてから、〆切期限までの間に使った費用に対して、補助金がおります。

今回は、補助金対象となる費用の〆切が2015年1月31日でした。
それを超えると事業対象の費用でも申請できません。
(実際ココでちょっとしたトラブルがあって、申請できないものがありました…泣)

1月末まで事業を続けようと思っていましたが、担当者さんから内容を確認したり書類を作成したりするので、1月20日くらいまでには一式送って欲しいと言われ、早めに送りました。
(2月10日までに送らないといけないので、はやめに行動…という感じです。)
報告書や請求書類をまとめて、商工会担当者へ送り、内容を確認されて補助金確定通知書がきたのが1月30日でした。

そして、補助金が弊社の口座に振り込まれたのは、2月27日。
これで補助金事業は全て完了です。

なので、4月から翌年2月までの10ヶ月間の取り組みでした。
  

採択率はどのくらい?

トータル1万件ほど通ったそうですが、落ちた件数はわかりません。
平成27年は、予算を大幅に増やしたそうなので、かなり採択数は増えると思われます。

採択された企業一覧(2014年)
  

補助金事業に取り組むにあたって助かったこと

弊社初の試みで、右も左も分からない中、先にこの補助金申請に通ったという友人の話を聞きました。
これは非常にありがたかったです。

そして、中小企業の補助金・助成金事業の申請をサポートしている高島さんというプロもサポートしてくれたお陰で、安心して取り組むことができました。
補助金事業に詳しく、困ったことは相談してアドバイスをいただきました。

平成27年の小規模事業者持続化補助金についての説明会も開いています。
そのような方が開く有料説明会に参加する機会を見つけて、足を運ぶのもよいですね。
 
長くなりましたので、今回の事業の成功談と失敗談は、また改めて書きます。

→ 返済不要の補助金を利用して新規事業に取り組んだ結果(2)

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