ドローンはここ数年でNEWSでも聞かれる言葉になってきましたね。
以前から言葉自体は「命令を受けて自律飛行する飛行物体」という意味で使われていました。
それが、無人ヘリや小型無人機の意味合いで「ドローン」と認識する人が増えてきました。
今回、偶然にもその小型無人機ドローンの可能性と問題点を見据えながら、千葉をドローンのメッカにしたいというOさんのお話を伺いました。
ドローンを使って何をしたいか……答えはたくさん出てきますね。
あなたなら、何をしてみたいですか?
今回は、現状の活用方法と今後の可能性について触れたいと思います。
現状でのドローンの活用は大きく2つ
[空撮]
空からの撮影で、様々なことができます。
・ミュージシャンのPVを作ることやイベンド動画の撮影に使われています。
・学校の校庭で人文字を作って撮影することも。
・測量・リモートセンシングもできます。
地形の3D画像化をして、正確なデータが取得できます。
コマツがドローンを利用したクラウドサービス提供も始めました。
・定期的な地図の更新もこれで可能になります。
今までと同じ予算で測量頻度と制度を高めることができます。
・農業では、野菜の生育を観察するために使われています。
植物の高さを観測する技術も開発中です。
・気象観測(局地的な気象情報の取得)
[輸送]
撮影以外では、ものを運ぶことが出来ます。
・農業では、農薬散布(ヤマハが行っています。)
・遠隔地への物資運搬
・人が入っていけない現場への物資輸送
今後のドローン活用の可能性
事業化に向けてITベンダー各社が、無人機を利用したシステム開発に着手しています。
今後、どのようにドローンが活用されていくのでしょうか。
Oさんは、社会的課題を解決できるツールとしてドローンを活用していきたいとお話していました。
- 災害地での状況を空撮し、測量情報化を行う
- 街づくり(大型ドローンでの物資運搬と個人宅なら小型ドローンでの運搬)
- 災害時に安全な避難先をリサーチ、避難所への物資配達
このようなことが可能になります。
そして、ドローンを使って千葉県の農業を活性化したいと願っておりました。
低コストで高品質の作物を作ったり、若年層の農業参加を促していきたいそうです。
また、2020年東京オリンピックは、ドローンを利用した初めての大会になるということで、オリンピック会場を有する千葉県のドローン活用を世界的にアピールできるチャンス。
安全に飛ばせるよう法律を整え、機体の性能を上げている最中です。
現在、ドローンの製造の9割が中国製とのことで、日本の高品質のものづくりに長けた工場で世界的に選ばれる機体を販売したいですね。
もし、ドローンに興味があって、今後の事業として考えていきたい方がいらっしゃいましたら、コメント欄やFacebookにてメッセージをお送りください(^^)